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3. 環境保全と社会基盤

  • 食料、エネルギー、水(FEW Nexus)の統合的管理

  • ゴミの回収、処理、リサイクルなどの廃棄物管理

  • 疾病予防、健康促進、衛生管理を含む公衆衛生

  • 生態系保護、自然環境の維持、持続可能な農業の実践

Strategy

文明の進展において、基本的な生命環境の維持と保全は欠かせない要素です。企業は、環境に配慮した商品の使用や、発展途上国や災害発生時のガバナンスの機能不全に起因するリスク対策を重視し、これらを長期的な投資と捉えることが求められます。

この取り組みは、GRAND CODEとの連携のもと、CSV(Creating Shared Value:共有価値の創造)活動の一環として進められます。企業の活動が持続可能な環境や地域社会に与える影響を適切に評価することから始まり、人々へのポジティブな影響を目指します。これにより、ブランド価値の向上や従業員のエンゲージメントの強化が促され、新しいビジネスモデルに基づくイノベーションの推進が図られます。

Execution

従業員が積極的に参加し、実践的なアプローチで問題解決にあたることにより、実際に支援が求められる課題に着手します。この取り組みを通じて、革新的なビジネスコンセプトを創出する機会を得ます。

また、企業は自社の資源を明確に理解し、他業種との連携を深めることで、単なる労働投入以上のシナジーを生み出すことが求められます。計画的に行われるプロボノ活動は集団的な影響をもたらし、コレクティブインパクトの実現へと繋がります。

Key Point

WHOが推奨する保健医療EDRMは、全ての人々を支援し、健康を増進させるとともに、世界の安全を確保し、弱い立場の人々を助けることを目指しています。

企業がこれらの原則をCRVに取り入れることで、地域社会とのつながりが深まります。このアプローチには、プライマリーケア、疾病の監視、病院前のケア、大規模災害対応、化学・放射線安全、メンタルヘルス、リスクコミュニケーションなど多岐にわたる技能が要求されます。

世界各国では、このような分野で各々の進歩を遂げており、生物学的、地質学的、化学的、水文気象学的、社会学的なハザードに対処するため、緊急事態の予防から回復までを包括的に管理することが、最も効果的かつ費用効果の高い戦略とされています。

​参考:Health Emergency and Disaster Risk Management Framework

Instructors

電通サイエンスジャム

野村 昌子

従業員の現場経験が企業の共有価値(CSV)向上にどう結びつくか

三重大学大学院 地域イノベーション学研究科 教授・特命副学長

西村 訓弘

未来社会を創る思考法

株式会社ニュー・オータニマネージメントサービス部

片岡 慎一郎

思いや信条を具体化し、長期にわたって伝えるために必要なプロセス

​組織運営とマネジメント

情報処理推進機構(IPA)デジタル基盤センター ・センター長

平本 健二

「講義内容」

東京大学環境学研究系客員教授、国際協力機構(JICA) 国際協力専門員

石渡 幹夫

「講義内容」

北海道大学 医学部 教授

山内 太郎

循環型社会がもたらす、生き物と社会システムへの影響

世界と行政の動向

学研トルコ・取締役

伊藤 拓次郎

「講義内容」

神戸市看護大学 教授

神原 咲子

大規模な問題解決に寄与するための個別の行動基準とログの整理

一般社団法人 和食文化国民会議 幹事

阿部 憲昭

見えない過去を感覚的に体験できるようにする

​現場研修 (OJT)

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